福島県福島市飯坂町東湯野の戸建て住宅にお住まいのお客様から、シロアリ駆除のご依頼をいただきました。
土間部分でシロアリの幼虫を発見されたとのことです。
床下を調査したところ、木材の継ぎ目にそって複数の蟻道(シロアリの通り道)が確認されました。
さらに、室内には食害の痕も見つかりました。
築年数56年とのことで、知らず知らずに被害が大きくなっていたことが予想されます。
住宅は築年数が高くなると経年劣化によるひび割れやすき間ができやすくなり、シロアリが侵入するリスクが高まります。
今回のお宅は床下点検口がなかったため、和室の荷物を別の部屋へ移動し、畳を上げて床下に入ります。
シロアリ駆除の施工では、作業員が床下に潜り込む必要があります。
和室がある場合は、畳を上げると床下に入れることが多いです。
点検口も和室もない住宅の場合は、新たに点検口を作成することもあります。
床下木部に防蟻剤を吹き付ける様子
施工は木部処理から始めます。
床下の木材に防蟻剤を吹き付け、木材の中に潜んでいるシロアリを駆除します。
シロアリは地中から床下に侵入し、木材を食害しながら建物に侵入します。
そのため、シロアリの被害は床下がもっとも大きいことが多いです。
防蟻剤にはシロアリ駆除の他、シロアリの予防、木材の防腐・防カビの効果もあります。
床下の木部全体に防蟻剤を散布しておくことで、今後のシロアリの発生や建物の劣化を抑えることが可能です。
床下地面や基礎部分に防蟻剤を吹き付ける様子
木部の処理が終わったら、床下の地面に防蟻剤を散布する土壌の処理へ移ります。
シロアリは土の中にいるので、建物への侵入を防止するためには土壌への薬剤処理が重要です。
今回のお宅は築年数も高いことから、シロアリの侵入経路になるすき間が多いことが考えられます。
その点を考慮し、地面と基礎の継ぎ目、基礎と木材の継ぎ目など侵入経路になりやすい箇所は特に入念に防蟻剤を吹き付けていきました。
土間床に防蟻剤を注入する様子
土壌への薬剤散布が終わったら、穿孔処理をおこなっていきます。
床にドリルで小さな穴を開け、そこに防蟻剤を注入する方法です。
玄関やコンクリートの土間など床下空間がない箇所には、穿孔処理をすることで土壌に薬剤を行き渡らせてシロアリ駆除が可能です。
開けた穴はモルタルなどできれいにふさぐので、跡が目立つことはありません。
室内床に防蟻剤を注入する様子
外周の基礎に防蟻剤を散布する様子
最後に、建物の外周部にも防蟻剤を散布していきました。
基礎周りも侵入経路となるので、これらの箇所からのシロアリ侵入を防ぐ目的です。
シロアリは蟻道を作ることで日光を避けながら、基礎の外側から床下に侵入することもあります。
外側にも薬剤を散布することで、より効果的にシロアリ予防ができます。
すべての施工が終わり、お客様にも写真を見せながら状況をご説明しました。
今回は10年間の保証をお付けしています。
期間中は毎年定期点検を実施し、5年経過時には薬剤散布の再施工をおこないます。
再施工をするのは、薬剤の効果が5年で切れてしまうからです。
5年ごとに再施工することで、シロアリがいない住宅を持続できます。
アズサポートでは長期的に建物を見守り、サポートをしています。
信頼できるシロアリ駆除業者をお探しなら、ぜひアズサポートにご相談ください。
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福島県本宮市の戸建て住宅にお住まいのお客様から、シロアリ予防のご依頼をいただきました。
以前のシロアリ予防施工から一定期間が経過し、保証が切れるタイミングで予防をご希望でした。
防蟻剤の予防効果は5年で切れるため、定期的な予防が大切です。
今後の発生を未然に防ぐため予防施工を実施しました。
福島県郡山市の戸建て住宅にお住まいのお客様から、シロアリ駆除のご依頼をいただきました。
建物の床にシロアリの巣があり、浴室の上がり框(あがりかまち)にシロアリの被害があるとのことでした。
現地調査をおこなった結果、床下の木材にシロアリの食害が確認されました。
これ以上被害が拡大しないよう駆除施工を実施しました。
福島県いわき市渡辺町中釜戸の戸建て住宅にお住まいのお客様より、シロアリ駆除のご依頼をいただきました。
以前、別業者にムカデ駆除を依頼した際に床下にシロアリがいると指摘を受け、その後シロアリが床下から室内にまで上がってきてしまったとのことでした。
現地調査をおこなったところ、床下木材にシロアリによる食害の痕跡を確認したため、早急に駆除施工を実施しました。