アライグマの駆除方法や生態を紹介
- 投稿日
- 2026.02.20

「アライグマにもうガマンできない!今すぐアライグマを駆除したい!」
「アライグマ駆除を自分でやったけど、再発した……なんで?」
天井板をつついて脅かしても出ていかないアライグマにうんざりしていませんか?
アライグマをうまく追い出せても、侵入防止工事や建物の環境改善をおこなわないと戻ってくることがあります。
また環境がよい場所なら別の個体が住み着くおそれもあるため、アライグマ駆除をおこなうなら侵入防止工事や環境改善も必要です。
そこでこの記事ではアライグマの駆除をお考えの方に向けて、正しいアライグマ駆除の方法を解説します。
アライグマの駆除方法から再発防止策、プロに相談する際の注意点までまとめたため、これを読めばアライグマ被害をきっと終わらせることができます。
現在アライグマにお悩みなら、必ず参考になるためぜひ読んでください。
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目次
アライグマを駆除するときの法律

アライグマの駆除をする前に、まずは知っておきたいアライグマにまつわる法律を解説します。
アライグマは行政の許可なく、勝手に捕獲・殺傷してはいけません。
もしアライグマの駆除をお考えなら、行政の許可がいらない追い出しや侵入防止工事を検討してください。
前提として野生の鳥獣は「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護管理法)」によって、守られています。
法律に従いアライグマを捕獲する方法は2つ、狩猟免許が必要な狩猟と誰でも申請できる許可捕獲です。
- 狩猟
-
対象:アライグマ含む46種の狩猟鳥獣のみ
必要な手続き:狩猟免許の取得、毎年度の登録
期間:狩猟期間のみ - 許可捕獲
-
対象:行政の許可があれば狩猟鳥獣以外も可能
必要な手続き:市役所などの役場に申請をおこなう
期間:許可が降りればいつでも
参考:環境省|捕獲許可制度の概要(最終閲覧日:2026年2月11日)
もし自宅にアライグマが住み着いた場合は、時期、狩猟免許の取得を問わない許可捕獲になります。
許可捕獲を申請した場合の流れは、簡単にこのようになります。
許可捕獲の流れは、自治体によって異なるケースがあります。
例えば自治体によっては、捕獲したアライグマを職員が引き取ってくれるところもあります。
またアライグマは特定外来生物という「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(外来生物法)」でも規制されている動物であるため、この「外来生物法」も関係してきます。
外来生物法ではアライグマ捕獲後の行動に禁止事項があり、生きたまま移動させることなどが法律で禁止されています。
在来種の動物を捕まえると、自治体によっては逃がすように指導される場合もありますが、特定外来生物に分類されるアライグマはその場で処分するか、その場ですぐに放つ形となります。
参考:環境省|日本の外来種対策 外来生物法(最終閲覧日:2026年2月11日)
簡単にアライグマにまつわる法律を見てきましたが、正直申請だけでも慣れていないと大変です……。
また捕まえたあとはアライグマを処分しなくてはならず「かわいそうで、自分にはできない……」という声もよく聞きます。
そこでアライグマ被害でお困りなら、まずは行政の許可がいらないアライグマの追い出しや侵入防止工事がおすすめです。
アライグマの駆除を考えている方は、追い出しを検討してみてください。
アライグマの生態

アライグマを追い出すにも、捕獲するにも、アライグマの生態を知っておくと成功率があがります。
アライグマの好むエサや侵入経路を解説します。
生息地域:ほぼ全国
大きさ:約40~60cm
食性:雑食性。肉類から農作物まで何でも食べる
被害:屋根裏や倉庫に住み着きフン尿をする、農作物を荒らす
身体能力:木登りが得意、手先が器用
嫌いなもの:強い匂い
アライグマは、たぬきに似たずんぐりとした動物です。
しかしずんぐりした見た目とは違い木登りが得意で、雨どいや木を登り屋根の上からでも侵入します。
また後半でも触れますがアライグマの手は、人間の手に似ており器用です。
自分でかんぬきを外してドアを開けたり、剥がれかけたベニア板や瓦をずらして侵入したりもあるほどです。
アライグマの詳しい生態について知りたい方は、関連記事を参考にしてください。
「アライグマとは?見つけた時の対応やよくある被害を紹介」
生態からわかるとおり、アライグマは高所から侵入することが多いです。
そのため剥がれかけた瓦があったら直す、木に登れないようにするなどの対応が必要です。
では具体的に何をすればよいか?次の章で解説していきます。
アライグマの駆除方法5つ
アライグマの駆除は、行政の許可がいらない追い出しからはじめます。
流れとしてはアライグマを傷つけずに追い出す→侵入防止をする→予防として環境を変えるの順です。
- 嫌いな匂いで追い出す
- くん煙剤で追い出す
- 侵入防止工事をする
- 建物の環境を変える
- 害獣駆除業者・自治体に相談する
もしどうしてもアライグマが出ていかない、捕獲しないと問題が解決しないなら、害獣駆除業者や自治体に相談します。
では順に説明していきます。
嫌いな匂いで追い出す

アライグマは強い匂いを嫌うため、アライグマが嫌う匂いを散布して追い出します。
アライグマが嫌う匂いは、いくつかあります。
- 木酢液
- ハッカ油(ハーブ系の香り)
- トウガラシ、ワサビなどの刺激臭
これらの匂いをスプレーにしたり、布に染み込ませ吊るしたりして使います。
匂いは時間とともにだんだんと落ちていくため、定期的に交換してください。
また最近では、害獣用の忌避剤が販売されています。
個包装や土に混ぜて使うものなど、さまざまなものが売られているため利用しやすいものを試してください。
くん煙剤で追い出す

害虫駆除やネズミ用のくん煙剤を使い、屋根裏に住み着いたアライグマをいぶり出します。
害虫駆除やネズミ用のくん煙剤は、殺虫剤の独特の匂いやハーブの匂いなどが含まれています。
アライグマが嫌がる匂いと煙で、屋根裏のアライグマを追い出します。
注意点は2点、くん煙剤は密閉空間で使うこと、くん煙剤ではアライグマを退治できない点です。
くん煙剤は屋根裏や床下など、煙が充満しないと効果がありません。
また、くん煙剤はあくまで匂いでアライグマを追い出すのが目的で、アライグマを駆除することはできません。
アライグマが出ていったらすぐに、侵入防止工事をおこなってください。
侵入防止工事をする

アライグマを追い出したら、アライグマが戻ってこないように侵入口を塞いでください。
アライグマは約5cm(握りこぶしよりやや小さいくらい)の隙間があると、そこから入り込みます。
また屋根の上に登り、板や瓦をめくって入ることがあります。
そのため屋根の上までしっかり点検をして、侵入口や侵入口になりそうな場所はしっかり塞いでください。
アライグマが侵入しやすい場所と塞ぎ方の一例を紹介します。
- 床下や屋根裏の換気口:パンチングメタル(小さな穴の空いた板)、金網や鉄格子を取り付ける
- 増築した建物の壁や屋根の継ぎ目:ベニヤ板、金網や補修材で継ぎ目をふさぐ
- 雨どい、ダクトパイプや庭木:有刺鉄板(トゲの生えた板)や有刺鉄線を取り付ける
雨どいなどには登れないように、トゲの生えた板や針金で対応します。
またアライグマが侵入に使った場所では、よく爪痕や足跡が残っています。
このような痕跡を頼りに、侵入口を探して塞いでください。
建物の環境を変える

アライグマが住み着いたのは、そこがアライグマにとって住みやすい場所だからです。
そこでアライグマが住みづらい環境にします。
ポイントはエサをなくして、移動しづらい空間を作ることです。
- フタ付きのゴミ箱、コンポストを使う
-
アライグマは海外ではゴミパンダと呼ばれるほど、ゴミを漁る生き物です。
生ゴミはフタ付きのゴミ箱、堆肥はフタ付きのコンポストを使います。 - 草刈り・庭木の剪定をする
-
長い雑草が茂っていると、身を隠しながら建物に近づきやすくなります。
また庭木が屋根にかかっていると、枝を伝って屋根から侵入します。
そこで草刈り・庭木の剪定をおこないます。 - 農作物、水辺を守る
-
家庭菜園の農作物は、忌避剤や電気柵などで守ります。
また採りきれなかった農作物もアライグマのエサとなるため、処分の際には地面に埋めて対応します。
さらに近くに水が飲める場所があると、そこが水飲み場になります。
水桶、庭池やビオトープなどは、フタや金網で守ってください。
農作物の管理やゴミの管理が始めやすいため、できるところから試してください。
害獣駆除業者・自治体に相談する

「屋根裏や床下に潜るなんて、怖くてムリ!」「地域で問題になっているため、捕まえたい」という方は、一度プロへの相談をおすすめします。
相談先は一般住宅なら害獣駆除業者、農地や公共地なら自治体がおすすめです。
民間の害獣駆除業者に相談すると、アライグマの追い出しや侵入防止工事などをすべておこなってくれます。
即効性の高い追い出し作業でアライグマを追い払い、そのあとの清掃や定期点検まで任せられるため、頼りになります。
害獣駆除業者の注意点は、許可がないと公共地や他人の敷地の施工ができない点です。
「ゴミ捨て場を荒らすアライグマを捕まえたい」など、自分の敷地外の相談はまずは自治体にご相談ください。
市役所などの役場でも、アライグマの相談ができます。
近年では全国でアライグマが問題となっているため、多くの自治体でアライグマ対策をおこなっています。
ただし自治体の対策は農業向けのものが多く、一般住宅向けの対策をおこなっている自治体はまだ少なめです。
東京都や人口の多い大きな街などでは、住宅向けのアライグマ対策をおこなっている自治体もありますが……。
自治体が対策をおこなっていない場合は、害獣駆除業者へ個人で依頼することになります。
自治体のアライグマ対応は、地域によって異なります。
例えば、農業向けに電気柵設置費用の補助金を出している自治体もあれば、アライグマを捕まえると報奨金が出る地域もあります。
参考:兵庫県加東市|アライグマ等緊急捕獲対策協力報奨金・アライグマ等捕獲檻購入費補助金(最終閲覧日:2026年2月11日)
またこの記事を読んでいる方は一般住宅のアライグマにお困りの方が多いと、予測されます。
害獣駆除業者に頼むと料金は掛かりますが、すべてプロに任せられるため一度ご検討ください。
アライグマ駆除の方法を解説しました。
しかし駆除の話をしていると「アライグマだと思うが自信がない」「本当にいるかイマイチ確信がない」という声をよく聞きます。
害獣駆除業者に相談すれば調査もしてくれますが、まずは自分で調べたいという方に向けて次の章からアライグマ特定方法を解説します。
アライグマの足跡や鳴き声は?
アライグマはなかなか姿を見せないため、判断したいなら足跡と鳴き声に注目してください。
アライグマの足跡は子供の手形に似ており、鳴き声はクルクルと高い声です。

害獣の足跡は基本的に犬や猫に似た、肉球の形をしています。
しかしアライグマは細長い指が5本あり、一見すると小さな子供の手形に見えます。
また鳴き声の一例は次のとおりです。
出典:YouTube|アライグマの鳴き声Raccoon chitter(最終閲覧日:2026年2月11日)
アライグマは落ち着いているときは、高めのクルクルやキューキューといった声で鳴きます。
もし屋根裏に住み着いてたら春から夏にかけて3頭~6頭の子供を産むため、数頭のアライグマの声が聞こえるはずです。
まずは家の周りや外壁に足跡が残っていないか確認、時期に数頭の鳴き声が聞こえたら、本格的なアライグマ調査をおすすめします。
アライグマの被害について

被害の傾向からアライグマかどうか、ある程度特定できます。
- 家屋の破壊
-
アライグマは屋根裏や床下によく住み着きます。
天井裏でフン尿をして約5kg〜10kgの体重で歩き回るため、天井板が抜けることがあります。
また断熱材を食い荒らし、巣材にすることがあります。 - 農作物
-
スイカなど皮の厚い果物は、500円程度の穴を開けてくりぬくように食べます。
またカキなど木になっている果物は木に登って枝になっている状態で食べるため、上側(枝になっているヘタ側)から食べます。 - その他の被害
-
ペットのエサを食べる、ゴミを荒らすなどの被害を出します。
アライグマはねぐらを確保するとそこを拠点に周囲を荒らすため、ご自宅だけでなくご近所でも似たような被害が出ることがあります。
「家の中がなんとなくアンモニア臭い」「ご近所でも同様の被害があった」など、心当たりがある方は、害獣駆除業者や自治体への相談をおすすめします。
アライグマの駆除方法や特定方法を見てきました。
個人でもできる方法をまとめましたが「忙しくてすべてやるのはムリ!」「前に自分で駆除したけど、うまくいかなかった……」という方は、アズサポートにご相談ください。
アライグマの駆除はお任せください

アライグマ駆除をお考えなら、アズサポートにお任せください。
アズサポートは、害虫や害獣の駆除・予防をおこなっている会社です。
アライグマにももちろん対応しているため、ぜひお任せください。
またアズサポートでは、建物のお手入れもおこなっています。
アライグマに荒らされた家屋の補修、清掃やアライグマの侵入経路になっている庭木の剪定まで……ご依頼いただければ全力で対応いたします。
アズサポートにご依頼いただくと、まずは無料の現地調査※から始めます。
※離島については別途お客様とのご相談をさせていただく場合がございます。
「アライグマ駆除を考えているが費用が心配」「本当に被害があるか調べてほしい」という方は、ぜひアズサポートにご相談ください。
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まとめ
アライグマ駆除について見てきました。
最後にアライグマ駆除の注意点やコツをまとめました。
- 野生動物を行政の許可なく捕まえてはいけない
- 嫌な匂いやくん煙剤を使った追い出しは、行政の許可はいらない
- 追い出しが終わったら侵入防止工事、環境改善で再侵入を防ぐ
- 一般住宅の相談は害獣駆除業者、地域の相談は自治体
アライグマは一度追い出せても、侵入防止工事や環境改善をおこなわないとまた戻ってくる可能性があります。
アライグマを追い出したら、再発防止まできちんとおこなってください。
執筆・監修者

害虫駆除、害獣駆除、鳥害対策の現場に立ち続けて10年超のプロフェッショナル。 保有資格は、しろあり防除施工士、防除業作業監督者、職長・安全衛生責任者教育と、シロアリ駆除やねずみ・ハクビシン・アライグマなど害獣駆除関連の資格を保有。駆除して終わりではなく、大切な「家」を守るために手厚いアフターフォローで末永くお客様とお付き合いできる関係を築いている。










