シロアリの見分け方は?画像付きで解説!予防や駆除方法も解説

投稿日
2026.01.09
シロアリの見分け方は?画像付きで解説!予防や駆除方法も解説

「家の中に羽アリが……。でもこれってクロアリ?シロアリ?見分け方が知りたい」
「庭で色の薄いアリが歩いていたけど、まさかシロアリ?!」
シロアリが家にいるかも、と思うと不安ですよね。

シロアリを見分ける方法は、問題の虫を捕まえて体型を見ればすぐにわかります。
もし捕まえた虫にくびれがあればクロアリ、くびれがなければシロアリです。

ここで注意すべきことは、黒色をしたシロアリの羽アリもいるため、色ではなく体型で見分けるようにしてください。

とはいえアリは小さいため、見分けるのもひと苦労です。
そこでこの記事ではシロアリの見た目以外にも、羽アリの発生時期やシロアリ被害にあいやすい家の特徴を紹介します。

見分けづらいシロアリとクロアリですが、ポイントを抑えれば誰でも見分けられるようになります。

この記事を読んでシロアリの不安を和らげてください。

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目次

シロアリとクロアリの見分け方

シロアリの見分け方。羽アリの特徴を解説

シロアリとクロアリはよく似ていますが、じつは見分けるのは簡単です。
それはくびれです。
シロアリはくびれがなくずん胴型、クロアリはお尻(腹部)が大きくくびれがあります。

ではより詳しくシロアリの見分け方を解説します。

羽が取れたシロアリとクロアリを見分ける方法

シロアリ・クロアリの羽アリの特徴と、働きアリや兵隊アリの体の特徴は同じです。
また羽が抜けた羽アリも、基本は同じ体型です。

そこで今回は羽がなくてわかりやすい、働きアリの写真を使って解説します。

シロアリの体

シロアリの見分け方、シロアリは寸胴型

クロアリの体

シロアリの見分け方、クロアリはくびれがある

シロアリはくびれがなく、クロアリはくびれがありますね。

また触角の形もシロアリとクロアリで違いがあります。

シロアリの触角

シロアリの見分け方、シロアリの触覚はツブツブ

クロアリの触角

シロアリの見分け方、クロアリの触覚はくの字

シロアリの触角はまっすぐでツブツブ、クロアリは「くの字」に折れています。
シロアリとクロアリの体型の違いを紹介しました。

補足としてシロアリ・クロアリの羽アリの違いを少し解説します。
シロアリ・クロアリともに、羽アリは将来の女王・王アリでパートナーを探すために出現します。

パートナーが見つかると羽アリは羽を落とし、シロアリは女王と王の2匹、クロアリは女王アリのみで巣を作ります。

このとき女王シロアリ(元羽アリ)は、巣を作りしばらく経つと腹部が膨れて芋虫のような体型になります。
少しわかりづらいですが、このときもくびれはありません。

女王クロアリも腹部が大きくなりますがくびれがあるため、そこまで体型が変化したようには見えません。

どちらの女王アリの体型も巣にこもってから変化が始まるため、羽が抜けた直後や巣を作って数ヵ月程度なら、他の働きアリと同じような体型をしています。

体色ではアリは見分けられない

白いからシロアリ、黒いからクロアリ、と思いがちですが体色は種類によって異なります。
例えばヤマトシロアリの羽アリは黒色をしており、クロアリのサクラアリは黄色っぽい色をしています。
シロアリは色でなく体型で見分けてください。

羽が抜けたあとなら体型と触角がわかりやすいため、ここに注目してください。

発生時期の違い

シロアリ・クロアリは、時期になると羽アリが発生します

シロアリは4~7月頃、クロアリは5月~11月頃です。
おおむね8月を過ぎると被害の多いシロアリの羽アリが減るため、8月以降に出た羽アリはクロアリの可能性が高くなります。

日本にはシロアリ・クロアリを合わせると、300種類以上が生息しています。
そこで今回は全国的に被害が多いシロアリ・クロアリと似た虫を例に解説します。

羽アリの発生時期

参考:公益社団法人 日本しろあり対策協会|羽アリが飛ぶ時期はいつごろですか?(最終閲覧:2025年12月24日)
参考:神奈川県横浜市|平成25年度 医動物・種類同定検査のまとめ (7~9月)(最終閲覧:2025年12月24日)
参考:公益社団法人東京都ペストコントロール協会アリの種類(最終閲覧:2025年12月24日)

監修者コメント

羽アリがいるからちょっと見てほしいという依頼で、現地調査をおこなうと5月~6月ならほぼシロアリが見つかります。
それ以外の季節はシロアリの羽アリではないケースが多くなります。
ですが安易に自己判断してしまわず、無料ですので気軽に床下調査を依頼されることをおすすめします。

日本で住宅に被害を出すことが多いシロアリは、ヤマトシロアリとイエシロアリです。
どちらも湿気と温暖な気候を好むため、羽アリは湿気の多い蒸し暑い日に飛び立ちます。

クロアリは種類が多くなかには「アルゼンチンアリのように羽アリは出現しない」種類もいます。

また羽アリと似た虫に、キノコバエなどのコバエがいます。
コバエは室内が暖かければ通年出現する、羽アリは発生時期が決まっているため、冬に発生した場合はコバエの可能性が高いです。

関連記事「羽アリとは?見分け方や発生した場合の対処法を紹介」でそれぞれの羽アリの特徴を解説しているため、こちらも参考にしてください。

見つけたアリがクロアリなら建物を食べるような被害を出さないため、ひとまず安心です。
しかしシロアリだと、建物を食べて耐震性が下がる危険性があるため早めの対策が必要です。

次の章からシロアリの危険性や駆除の方法などを解説します。

シロアリの発生数

シロアリの巣には数万~数百万匹いる

シロアリは建物を食べるため、危険な虫です。

目の前の羽アリや地上に出ている働きアリを数匹、あるいは数百匹駆除しても、シロアリの巣には数万匹~数百万匹のシロアリが残っているため、迅速な対応が必要です。

建物に被害を出すシロアリは2種類おり、被害件数が多いヤマトシロアリと加害スピードが早いイエシロアリがいます。

ヤマトシロアリのコロニーの個体数:数万~最大50万匹
イエシロアリのコロニーの個体数:数十万~最大300万匹

参考:徳島県|徳島すぎの土台角の耐蟻性評価(最終閲覧:2025年12月24日)

シロアリの種類によって数は違いますが、巣には最低でも数万匹のシロアリがいます。
羽アリを見つけて数匹駆除しても巣にシロアリが残っているため、早めの対応が必要です。

とはいえ、急にこんな話をされても不安ですよね。

そこで次の章からシロアリ被害にあいやすい家やシロアリを駆除する方法などを解説します。
シロアリ駆除をおこなうかどうかの判断材料にしてください。

シロアリの被害にあいやすい家の特徴

シロアリの被害にあいやすい家の特徴を解説します。

  • シロアリ予防を5年以上おこなっていない家
  • 湿気の多い家

もし当てはまったら、一度本格的なシロアリ調査をおすすめします。

シロアリ予防を5年以上おこなっていない家

「新築以来、シロアリ予防をおこなっていない」
「シロアリ予防を断って5年以上たった」

シロアリ予防に使われる薬剤の効果が続くのは、一般的には5年前後です。
そのため5年以上シロアリ予防をしていないと、シロアリに狙われるおそれがあります。

また新築の場合、ハウスメーカーや工務店が建物の引き渡し前にシロアリ予防をおこなっています。

もしシロアリ予防を5年以上おこなっていないのなら、シロアリによる被害を受けているかもしれませんので、床下調査を受けるようにしてください。

湿気の多い家

「日当たり、風通しが悪いせいか、押し入れやクローゼットにカビが多い」
「配管が水漏れしているが、修理が面倒なのでタオルでしのいでいる」

シロアリは湿気を好むため、湿気の多い家はシロアリ被害にあいやすくなります。

シロアリのエサは植物の繊維・セルロース、なかでも湿気の多いセルロースを好むため、湿気の多い家はシロアリ被害にもあいやすくなります。

  • カビが多い
  • 日当たりが悪い
  • 風通しが悪い
  • 水漏れや雨漏りを放置している

シロアリ被害は目につかない場所に多いですが、初期症状として「床がぶかぶかする」「廊下を歩くときしむ」などが見られます。

上記いずれかに心当たりがある、羽アリが出たなら、一度床下や天井裏を確認してください。
羽アリはシロアリの巣から出現するため、例えば床から羽アリが出現したなら巣は床下にある可能性が高いです。
重大な被害がでていないか目視できれば安心できるため、一度ご確認ください。

もしシロアリの巣を見つけたら、シロアリ駆除が必要です。
次の章ではシロアリ駆除の方法を紹介します。

シロアリを駆除する方法

シロアリの駆除方法

シロアリ駆除の方法は2つ、バリア工法とベイト工法です。

バリア工法

薬剤を散布する駆除方法です。
シロアリは地面の中を移動し、木材を食べます。
そこで地面や木材に薬剤を散布し、建物を守ります。
即効性が高いため、現在シロアリ被害が出ているなら基本はバリア工法になります。

ベイト工法

毒エサを仕掛ける駆除方法です。
シロアリはエサを巣に持ち帰り仲間と食べる習性があるため、それを利用して巣ごと駆除する方法です。
ただしシロアリがエサを持ち帰るまで待つ必要があり、時間がかかります。
そのため住宅構造でどうしても床下に入れないケースであったり、バリア工法と併用することが多いです。

どちらもインターネット通販などで、簡単に駆除剤を購入できます。
しかし現在羽アリが出ている状態なら、被害はかなり進行していると思われるため自力での駆除はおすすめできません。

羽アリは、シロアリの巣がある程度大きくならないと出現しません。
そのため羽アリが出た=近くに大きなシロアリの巣がある可能性が高いです。

ひどい被害だと駆除だけでなく建物の補修工事も必要になるため、一度プロに相談してから自力での駆除を考えてください。

もし「一度プロに見てほしい」「もし駆除をおこなったら、いくらになるか調べてほしい」という方は、アズサポートにご相談ください。

シロアリ駆除は専門業者に依頼しよう

シロアリ調査はアズサポートにご連絡ください

シロアリ調査や駆除についてプロに相談したい方は、アズサポートにご連絡ください。

アズサポートは害虫駆除をおこなっている業者です。
シロアリの駆除はもちろん、クロアリやその他の害虫の駆除もおこなっています。

アズサポートではシロアリ駆除の前に、まず無料の現地調査をおこないます。
※離島については別途お客様とのご相談をさせていただく場合がございます。
そこで発生したシロアリを調査し、建物の被害状況やシロアリ駆除費用を算出します。

シロアリは被害が進行しているのかわかりづらく、不安ですよね。
一度しっかり調査すると安心できるため、現在シロアリがいるかどうか不安なら、ぜひアズサポートにご相談ください。

現地調査・お見積もり無料まずはご相談ください!

まとめ

シロアリの見分け方から駆除の方法まで解説しました。
最後に見分け方や駆除の方法をおさらいします。

  • シロアリにはくびれがなく、クロアリにはくびれがある
  • シロアリは春~夏、クロアリは春~秋に羽アリが出現する
  • 羽アリはシロアリの巣が大きくなると出現するため、羽アリが出たら近くに大きな巣がある

シロアリとクロアリは似ていますが、体型が違うためすぐに見分けられます。
アリ類は普段隠れているため見つけづらいですが、羽アリは時期になると大量にあらわれるため捕まえて種類を特定するチャンスです。
この記事を参考にシロアリか見分けてください。

執筆・監修者

藤澤 隆太郎
アズサポート株式会社 害獣・害虫事業部 取締役部長
藤澤 隆太郎

害虫駆除、害獣駆除、鳥害対策の現場に立ち続けて10年超のプロフェッショナル。 保有資格は、しろあり防除施工士、防除業作業監督者、職長・安全衛生責任者教育と、シロアリ駆除やねずみ・ハクビシン・アライグマなど害獣駆除関連の資格を保有。駆除して終わりではなく、大切な「家」を守るために手厚いアフターフォローで末永くお客様とお付き合いできる関係を築いている。

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