ハクビシンの鳴き声の特徴とは?種類や夜に騒音が気になる場合の対処法を解説

更新日
2025.12.09
ハクビシンの鳴き声の特徴とは?種類や夜に騒音が気になる場合の対処法を解説

「屋根裏から動物らしきうるさい声が!これってハクビシンの鳴き声?」
「最近ハクビシンを庭で見かけた。鳴き声もするし、家に住み着いていないか不安……」

ハクビシンの鳴き声は、ネコに似た甲高い「キューキュー」という声です。
またハクビシンは屋根裏や床下に住み着くため、もし建物内からネコに似た声が聞こえてきたらハクビシンかもしれません。

ハクビシン被害を放置すると鳴き声によるストレスだけでなく、フン尿による悪臭などさまざまな二次被害が起きるため早めの対策が重要です。

そこでハクビシンと、ハクビシンに似た動物の鳴き声の聞き分け方を解説します。

この記事では鳴き声以外にも動物を特定するヒントを解説しているため、読めば動物の正体がわかるはずです。
動物の鳴き声でお困りなら、ぜひこの記事を参考にしてください。

現地調査・お見積もり無料まずはご相談ください!

目次

ハクビシンの鳴き声の種類と特徴

出典:YouTube|草津熱帯圏チャンネル ハクビシン・ハクちゃんの鳴き声♫ What does a palm civet say?(最終閲覧日:2025年11月20日)

①通常の鳴き声

「キューキュー」と甲高い声、「ゴロゴロ」とネコのどを鳴らすような声

②威嚇時の鳴き声

「キャー!」や「キャッキャー!」と甲高く伸びた声

③子どもの鳴き声

「ピーピー」や「クークー」という甲高い小さな声

ハクビシンの声は、ネコに似た声とよく表現されます。

またハクビシンは一般住宅に住み着くと、屋根裏や床下に忍び込みます。
夜に活発に動くため、もし夜に屋根裏や床下からこのような声が聞こえてきたら、ハクビシンの可能性があります。

では鳴き声を見ていきましょう。

①通常の鳴き声

「キューキュー」や「キィーキィー」と高い声で鳴きます。

またハクビシンが甘える際には「ゴロゴロ」とのどを鳴らす音や短く「グッグ!」も聞こえます。

②威嚇時の鳴き声

「キャー!」や「キャッキャー!」などの甲高い声で鳴きます。
ネコの鳴き声に似た声で長めに鳴くときは、何かに警戒しているときです。

また威嚇のため「グー!」や「ガッガ!」と低いうなり声をあげることもあります。
他のケンカしているときや人間がねぐらに近づくと、このような声が聞こえます。

③子どもの鳴き声

ハクビシンの子供の声は「ピーピー」や「クークー」という甲高い小さな声です。

ハクビシンの出産時期は3月~11月で、1回の出産で3~4頭の子供が生まれます。
期間内に似たような鳴き声が複数聞こえてきたら、近くに子供のハクビシンがいる可能性が高いです。

ハクビシンの鳴き声を見てきました。
他にもこんなことがあれば、要注意です。

重い足音:ネコぐらいの体重のため、重めの足音
フン:犬に似た大きさのフン

もし鳴き声と一緒に屋根裏から重い足音がしたり、床下付近で犬に似たフンがあればハクビシンの可能性が高くなります。

関連記事の「ハクビシンとは?被害を防ぐ対策を紹介」にてハクビシンの生態や対処法を解説しているため、こちらを参考にしてください。

ただハクビシンの他にも家に忍び込み、夜に鳴く動物がいます。
そこで次の章では、他の動物の鳴き声を見てみましょう。

ハクビシンと鳴き声が似ている動物

ハクビシンの鳴き声は、身近な動物だと「ネコに似ている」とよくいわれます。
ただ他にも似た鳴き声の害獣がいるため、種類別に解説します。

  • イタチ
  • タヌキ
  • テン
  • アライグマ
  • アナグマ

野生動物の声は似たものが多く、声だけで聴き分けるのはプロでも大変な作業です。
そこで今回は鳴き声と一緒に、すぐわかるハクビシンとの違いを解説します。

イタチ

出典:YouTube|イタチの威嚇鳴き声(最終閲覧日:2025年11月20日)

イタチの鳴き声は「キューキュー」や「キーキー」と甲高い声です。
他にも威嚇の際は「キャ!」と短く鳴いたり、「ケケケケ!」「キキキキ!」と詰まった繰り返しの音が発せられたりします。

またイタチはハクビシンよりも体のサイズが小さいため、足音やフンは小さめです。
ハクビシンの体の大きさはネコに似ていますが、イタチはネズミに似た大きさです。

そのため屋根裏からネズミのような足音がしたり、床下からネズミのような小さなフンがあればイタチかもしれません。

タヌキ

出典:YouTube|【東山動植物園公式】タヌキの鳴き声〜木の上にて〜《 ホンドタヌキ タヌキ 》(最終閲覧日:2025年11月20日)

タヌキは甘える際に「クーン」や「キューン」と犬が鼻を鳴らすような声を出します。
また威嚇の際には「ギャ!」と短く鳴いたり、「ヴゥー」と低い声でうなり声をあげます。

他にはタヌキはハクビシンと比べると、木登りが下手です。
そのため鳴き声やフンの被害は、倉庫や床下などの階下でよく見られます。

テン

出典:YouTube|イタチ科 テン 静岡 川根本町(最終閲覧日:2025年11月20日)

テンの子供が親を呼ぶときは「キューキュー」と甲高い声で鳴きます。
また威嚇の際には「ヴワー」のような低いうなり声を発します。

他にはテンはイタチとよく似た動物です。
そのため足音やフンはハクビシンよりも小さく、ネズミに似ています。

アライグマ

出典:YouTube|アライグマの鳴き声Raccoon chitter(最終閲覧日:2025年11月20日)

落ち着いているときは、「クルルルル」「キュルキュル」と繰り返すように鳴きます。
ただ威嚇するときには「キューキュー」と犬が鼻を鳴らすような声に変わります。

アライグマはハクビシンと似た体の大きさで、姿を見ずに見分けるのはかなり大変です。
見分けるのは難しいですが、足跡(手の形)に大きな違いがあります。

ハクビシンの足跡は犬やネコに似た形ですが、アライグマは指が5本あり人間の子供のような形です。
もし雨どいや地面に子供の手のような形があれば、鳴き声はアライグマの可能性が高くなります。

アナグマ

出典:YouTube|201605アナグマの声(デジカメで撮影@多摩川水源)(最終閲覧日:2025年11月20日)

「ウゥー」と低くうなったり、求愛の際に「キュッキュ」と低めの声で鳴きます。
他にはのどを鳴らすような「グエグエ」や「ブゥッブゥッ」という短い声を発することがあります。

アナグマはハクビシンほど木登りがうまくないため、屋根裏に忍び込むことはありません。
もし床下から短く鳴く声が聞こえたら、アナグマかもしれません。

動物の鳴き声とハクビシンとの違いを解説しました。
ただ鳴き声だけで動物の種類を当てるのは、プロでも難しい作業です……。

プロの場合は他の被害を見たり、監視カメラを仕掛けて害獣を特定したりします。

もしご自身での特定が難しいと感じたら、害獣駆除業者に調査を依頼してください。

これで動物の鳴き声に関する解説は以上です。
次は簡単にできるハクビシン対策を解説します。

ハクビシンの鳴き声が夜にうるさい場合の対処法

ハクビシンの鳴き声がうるさいなら追い出し・再侵入防止をしよう

ハクビシンの鳴き声がうるさいなら、ハクビシンを追い出しましょう。

  • ハクビシンを追い出す
  • ハクビシンの侵入口を塞ぐ
  • 無理そうなら業者に相談する

ハクビシンや他の野生動物は鳥獣保護管理法(鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律)により、行政の許可なく捕獲や殺傷することが禁止されています。
しかし傷つけずに追い出すだけなら、行政の許可なくすぐにできるためその方法を紹介します。

ハクビシンを追い出す

ハクビシンが嫌いな匂いを散布して、追い出します。

ハクビシンをはじめとした野生の動物は、強い匂いを嫌います。
次のいずれかの匂いを用意して散布してください。

  • 木酢液
  • ハッカ油
  • 石油
  • ハクビシン用の忌避剤

上記の匂いを布や紙にしみこませて屋根裏、床下や侵入経路付近にまいて様子を見ます。

また害獣用の忌避剤も販売されており、インターネット通販を使えば簡単に購入できます。
市販の忌避剤は小分けや固形で散布しやすいため、手間を省きたい方におすすめです。

ハクビシンの侵入口を塞ぐ

次はハクビシンの侵入経路を塞ぎます。
塞ぐ前に天井や床を何かで叩いて音を出し、反応がないことを確認してください。

ハクビシンがいないとわかったら、塞ぐ作業に移ります。
ハクビシンは大きな動物に見えますが、じつは直径約3〜4cmの隙間があれば建物に侵入できます。

実際に現場でハクビシンの追い出しにあたっていると「ゴルフボール大の隙間があればハクビシンは侵入する」ことがわかります。

次の場所にゴルフボール大の隙間が開いていないか、探してください。

  • 屋根の上の屋根裏換気口や配線ケーブルを引き込むために開けた穴
  • 屋根と壁のつなぎ目や瓦の隙間
  • 外壁のめくれ
  • 床下換気口

隙間は金網や補修用のパテで塞いでください。

またハクビシンは木登りと綱渡りが得意で、雨どいや電気配線をつたい屋根の上から侵入します。
屋根の上も忘れずに、隙間がないかチェックしてください。

これでハクビシン対策は、ひととおり終わりました。
最後にハクビシンが荒らした家屋を掃除すれば、完了です。

ただし個人では作業に限界があるため、難しい場合は害獣駆除業者の利用を検討してください。

無理そうなら業者に相談する

「忌避剤を撒くのはともかく、屋根の上に登るなんてムリ!」という方は、害獣駆除業者に相談してください。

害獣駆除業者はハクビシンに対応するだけでなく、清掃や侵入口の封鎖もおこないます。
さらに保証がついている業者を選べば、保証期間内は再発の不安がなくなります。

たいていの業者はまずは現地調査から始めるため、ハクビシンの鳴き声調査と合わせて相談するのがおすすめです。

しかし「いきなり業者に相談するのは……」という方は、まずは自治体に相談してみるのも手です。
次の章で自治体での取り組みを解説します。

ハクビシンに対する自治体の取り組み

ハクビシンの鳴き声対策に使える一般住宅向けの自治体の対応

自治体のハクビシン対策は大きく分けて2つ、自治体がハクビシンを捕まえてくれるか、ハクビシンの捕獲作業を自治体が手伝ってくれるかです。

ただしハクビシン対策の実施・内容は自治体によるため、今回紹介する取り組みはあくまでも一例です。
詳しくはお住いの自治体にお問い合わせください。

自治体がハクビシンを捕まえてくれる

自治体に相談すると、職員や委託業者が捕獲してくれる取り組みです。

大きな県や市だと、行政の職員や委託業者がハクビシンの捕獲をおこなってくれます。

実施地域参考サイト
東京都立川市令和7年度アライグマ・ハクビシン防除事業
東京都中野区ハクビシン・アライグマによる被害が続いたら
神奈川県横浜市野生動物による生活被害について

※最終閲覧日:2025年11月20日

多くの場合「エサ代は家主持ち」「1日1回家主が見回る」などの約束事があります。
また「ハクビシンの捕獲は農業向けの対策である」という自治体も多く、一般住宅には対応していないケースも多いです。

よく確認してから申し込んでください。

ハクビシン捕獲を手伝ってくれる

ハクビシンの捕獲は自分で捕まえるか、業者に頼むかですが、それを自治体が手伝ってくれます。
自治体によって対応はさまざまですが、全国的には地元の業者を紹介する対応が多いです。

箱罠を貸してくれる

ハクビシン捕獲用の鉄の檻を貸してくれます。
野生動物の捕獲は自治体の許可が必要なため、合わせて許可申請の提出が求められることが多いです。
捕獲後の処分は自分でおこなうか、行政がおこなうか対応がわかれます。

地元の業者を紹介してくれる

地元の害獣駆除業者を紹介してくれます。
費用はすべて家主負担ですが、ハクビシンの対応から清掃、侵入防止まですべて業者に頼めます。

参考:栃木県さくら市|ハクビシン・アライグマ対策・箱罠の貸し出しについて(最終閲覧日:2025年11月20日)
参考:東京都多摩市|アライグマ・ハクビシンでお困りの皆様に駆除業者を派遣します(最終閲覧日:2025年11月20日)

罠の貸し出しは「農業向けのみで一般住宅はダメ」「一般住宅も農業も所有している土地ならOK」など、対応はさまざまです。

また全国の自治体の多くの対応は、地元の害獣駆除業者を紹介するのみです。

また次の章で解説しますが、一般住宅向けのハクビシン対策の補助金・助成金はかなり少ないため、基本は全額家主の負担です。

ではハクビシン駆除の補助金・助成金について解説します。

ハクビシンに関する補助金や助成金

ハクビシンの鳴き声対策に使える一般住宅向けの補助金・助成金

ハクビシンに関する補助金・助成金はほぼ農業に関するもので、個人向けの補助金はかなり少数です。
ただし多くはないものの一般住宅に出たハクビシン捕獲に対応している補助金もあるため、今回は予防と捕獲に分けて一般住宅向けの補助金を解説します。

また自治体の取り組みと同じく、今回紹介する補助金・助成金の制度はあくまでも一例です。
自治体によって実施は異なるため、気になる方はお住いの自治体にお問い合わせください。

ハクビシンの予防や対策に関する補助金・助成金

ハクビシンを予防する電気柵や設置費用を助けるものです。

福島県:浪江町家庭菜園向け有害鳥獣対策事業補助金
家庭菜園を守るために使う電気柵や金属製の柵などの購入費用の補助金です。
最大5万円補助があります。

※最終閲覧日:2025年11月20日

予防グッズの設置は、多くの自治体で支援がありますがほとんどが農業向けのものです。
上記のように一般住宅で使用できるか、確認が必要です。

ハクビシンの捕獲に関する補助金・助成金

害獣駆除業者を利用した際の費用を、自治体が負担してくれる制度です。

山形県山形市|タヌキ・ハクビシン捕獲等費補助事業について
補助上限1万5千円で市が補助してくれるものです。
万が一ハクビシンが捕獲できなくても、害獣駆除業者に依頼した際の費用が負担されます。

※最終閲覧日:2025年11月20日

埼玉県熊谷市|熊谷市アライグマ・ハクビシン防除補助金のご案内
補助上限額5万円を市が補助してくれます。
ただし依頼は、ペストコントロール協会会員名簿に記載された業者がおこなう作業に限ります。

※最終閲覧日:2025年11月20日

一部自治体では、住宅向けの害獣駆除に関する補助金制度を実施しています。

ただし農業向けの制度に比べると、実施している自治体は少ないのが実情です。

ゼロではないため、一度お住いの自治体のホームページで制度を確認してください。

またハクビシンは駆除して終わりではなく、駆除したあとの再発防止対策が必要です。
次の章ではハクビシンの住み着き予防を解説します。

ハクビシンの住み着きを予防する方法

ハクビシンが住み着いたなら、そこはハクビシンにとってよい環境ということです。
環境を変えないと追い出したハクビシンが戻ってきたり、別の固体が住み着く可能性があります。

そこでハクビシン対策として「お庭のお手入れ」と「ゴミや食べ物の管理を徹底」してください。
詳しく解説します。

家屋への浸入を防ぐ方法

ハクビシンが家屋に忍び込まないように、お庭のお手入れをしてください。

ハクビシンは木登りが得意で、庭木をつたって屋根から侵入します。
またハクビシンは身を隠しながら行動するため、長い草や放置されたダンボールなどはよい障害物になります。

具体的には次をおこなってください。

  • 庭木の剪定
  • 草刈り
  • 家の周りに藪(やぶ)があれば取り払う
  • 放置されたタイヤやダンボールなど、不要な物を処分する
  • 使用してない倉庫やガレージもたまに掃除がてらチェックする

あわせて侵入防止工事もおこなえば、より確実にハクビシンが防げます。

いきなりすべてをおこなうのは難しいため、できそうなものから始めてください。

エサ場にならないための対策方法

人間には食べ物でなくても、ハクビシンにとってはごちそうという物があります。
ゴミ、ペットフードや捨てられた農作物の管理を徹底してください。

ハクビシンは雑食性で、肉、魚、昆虫や農作物なんでも食べます。
特に甘い果物や野菜を好む傾向があり、果樹園や農家での被害が見られます。
次の対策をとり、ハクビシンのエサをなくしてください。

  • 生ゴミはフタつきのゴミ箱で管理する
  • ゴミ収集日・時間を守り、ゴミ捨て場に生ゴミを放置しない
  • ペットフードは外に出しっぱなしにせず、ペットが食べたら回収する
  • カキやビワなどの庭木の果物は、収穫する
  • 傷や間引きで捨てた農作物は可燃ゴミとして出すか、地面に深く埋める
  • 被害に遭いそうな家庭菜園や果樹は害獣用のネットや柵で守る

一度安全なエサ場だと認識すると、ハクビシンは何度でもあらわれます。
ご近所の方と連携しておこなうとより効果的ですが、まずはご自宅の管理から見直してください。

ここまでハクビシンの駆除・追い出しから予防まで広く解説してきました。
しかしなかなかすべてをおこなうのは、難しいですよね……。

もしハクビシンの追い出しや予防が難しいと感じたら、専門の害獣駆除業者に相談してください。

ハクビシンの鳴き声がうるさい場合は専門業者への依頼がおすすめ

ハクビシンの鳴き声に悩んでいるなら専門業者に相談

ハクビシンの鳴き声にお悩みなら、専門業者への相談をおすすめします。

ハクビシン対策は追い出し、屋根の上に登っての侵入口防止工事や清掃とやることが多く大変です……。
自治体によっては連絡すればハクビシンを捕獲してくれるところもありますが、侵入防止や清掃は基本自分でおこなわなくてはなりません。

しかし害獣駆除業者ならハクビシンの追い出しはもちろん、その他の作業も任せられます。
自治体の窓口と違い年中無休の業者も多いため、今すぐハクビシンの鳴き声を何とかしたいなら専門業者への相談がおすすめです。

しかし「害獣駆除なんて初めて依頼するから、どうやって業者を選べばよいかわからない!」という方も多いと思います。

そこで次の章で、依頼前にわかる業者の選び方を解説します。

ハクビシンの駆除業者の選び方

ハクビシンの鳴き声調査・追い出し作業をおこなう業者の選び方

ハクビシン駆除をおこなう業者は数多くあり、選ぶのは大変です……。
そこで依頼前にわかる害獣駆除業者の選び方を解説します。

①資格や許可の取得をチェックする
②見積りをとる
③アフターフォローの期間や内容を確認する

上記の情報はホームページで確認でき、見積りは依頼前にとれます。
害獣駆除業者選びで悩んだら、上記を確認してください。

では解説します。

①資格や許可の取得をチェックする

動物や建物の衛生に関する資格や許可があるかどうか、確認してください。

じつはハクビシンの駆除には野生動物にまつわる法律が絡み、正しく対処をしないと罰せられる可能性があります。
またハクビシンが汚した建物の清掃、発生した害虫駆除や建物の補修など、さまざまな知識が求められます。

その知識を見るひとつの指標として、害獣や衛生管理に関わる資格の確認があります。

狩猟免許

狩猟免許の取得試験では、動物の捕獲方法の他、野生動物に関する法律問題が出題されます。
狩猟免許が確認できれば、害獣の捕獲の知識はもちろん、法律にも詳しいとわかります。

防除作業監督者

建物の衛生管理作業をおこなう際の、管理者に求められる資格です。
建物の衛生制度、薬剤の知識や害獣・害虫に関する概要などの講習を受ける必要があるため、持っていると衛生管理に詳しいと確認できます。

上記は一例で、他にも動物や衛生管理に関する資格があります。

害獣駆除業者のホームページで「資格を持った社員紹介」や「在籍職員が持っている資格」が公開されているため、確認してください。

②見積りをとる

害獣駆除は頻繁におこなわないため「これが適正価格なのか?」などの疑問が出やすいものです。

そこで害獣駆除業者にすぐに作業を依頼せずに、作業前に見積りをとってください。
見積りを見ると「何をおこない、何にいくらかかったから、この駆除金額になった」とわかります。

また相見積りをとれば、ご自宅のハクビシン駆除のより客観的な費用がわかります。
相見積りとは、複数の業者に見積りをとることです。

複数の業者に自宅を見てもらうため、ご自宅のハクビシン駆除費用の平均金額が見えやすくなります。
また「他社から庭木を切るようにすすめられたがどう思うか?」など、疑問に思った施工内容を別の業者に相談できるチャンスでもあります。

可能であれば3社程度に相見積りをとって、金額・施工内容を確認してから作業を依頼してください。

③アフターフォローの期間や内容を確認する

業者同士を比較する際には、保証やアフターフォローの内容を比べてください。

多くの害獣駆除業者では、万が一被害が再発した際の保証が用意されています。
また駆除後に被害が再発しないように定期的に見守る、アフターフォローを実施している業者もあります。

この保証の期間やアフターフォロー内容は業者によりますが、当然この保証やアフターフォローにもお金がかかります。

もし「同じ値段で保証がついている」ならその分、お得な業者とわかるため忘れずに比較してください。

害獣駆除業者の選び方を解説しました。
資格や保証内容は業者のホームページに記載されていることが多いため、見積りの電話をかける前に確認しておくと参考になります。

しかし「今すぐ誰かに相談したい!」という方は、害獣駆除業者のアズサポートにご連絡ください。

害獣駆除はお任せください

ハクビシンの鳴き声調査ならアズサポートにお任せください

ハクビシンの鳴き声にうんざりしているなら、アズサポートにご連絡ください。

アズサポートはお家の困りごと全般に対応している会社です。
ハクビシンなどの害獣駆除もそのひとつで、夜間早朝問わず24時間ご相談を受け付けています。

またアズサポートはハクビシンの追い出しはもちろん、ハクビシンに荒らされた建物のお手入れもおこなっております。
汚された建物の清掃、フンの消毒やフンに沸いた害虫の駆除やハクビシンが登った庭木のお手入れなどなど、お家にまつわることもお気軽にご相談ください。

アズサポートでは、無料の現地調査をおこなってから追い出し作業をはじめます。

※離島については別途お客様とのご相談をさせていただく場合がございます。

「多分ハクビシンの鳴き声だと思うけど自信がない……」「いきなりの駆除はちょっと……」という方はぜひご相談ください。

現地調査・お見積もり無料まずはご相談ください!

まとめ

ハクビシンの鳴き声やハクビシンの追い出し方法を見てきました。
最後に記事のおさらいをまとめました。

  • ハクビシンの声は「キューキュー」と甲高い声、ネコのような声
  • ハクビシンは屋根裏に忍び込むことが多いため、屋根裏から重い足音と鳴き声が聞こえたら注意
  • 自治体の対応や補助金・助成金は農業向けが多く、一般住宅向けは少ないため確認が必要
  • ハクビシン駆除は害獣駆除業者への依頼がおすすめ

ハクビシンは追い出して終わりではなく、清掃、再発防止工事や予防などやることがたくさんあります。
少しでも大変だと感じたら、害獣駆除の業者に相談してください。

執筆・監修者

藤澤 隆太郎
アズサポート株式会社 害獣・害虫事業部 取締役部長
藤澤 隆太郎

害虫駆除、害獣駆除、鳥害対策の現場に立ち続けて10年超のプロフェッショナル。 保有資格は、しろあり防除施工士、防除業作業監督者、職長・安全衛生責任者教育と、シロアリ駆除やねずみ・ハクビシン・アライグマなど害獣駆除関連の資格を保有。駆除して終わりではなく、大切な「家」を守るために手厚いアフターフォローで末永くお客様とお付き合いできる関係を築いている。

現地調査・お見積もり無料まずはご相談ください!

カテゴリ別でコラムを読む

24時間無料受付中まずはご相談ください!