シロアリ駆除の料金は?相場が決まる仕組みを解説
- 更新日
- 2025.11.28

「シロアリ駆除の料金ってわかりづらい!適正価格?施工方法?もうわからない!」
そんな方のために、結論からお伝えするとアズサポートのシロアリ駆除料金は、1,320円(平米あたり)です。
この平米単価は小さめの住宅なら総額10万円ほど、標準的な一戸建てなら総額15万円ほどの金額感になります。
「そんなに高いの?!もっと安いサービスを見たけど?」という方もいるかもしれませんね。
ですが実際には、どんなに激安料金を書いているシロアリ駆除業者でも数千円でシロアリ駆除が完了することはなく、実際にはやはり十万円前後の料金がかかるのです。
そこで依頼前に知っておきたいシロアリ駆除の料金のポイントを解説します。
最後まで読めば、わざわざ見積りをとらずともご自宅のシロアリ駆除料金がざっくり把握できるようになります。
シロアリ駆除の料金
まずはシロアリ駆除料金の全体感をつかんでいただくために、弊社アズサポートのシロアリ駆除を例に、実際にシロアリ駆除を依頼された方の駆除費用の総額から見ていきます。

弊社アズサポートに一戸建てのシロアリ駆除を依頼した場合、10万円~15万円未満の割合がもっとも多くなっています。
またグラフを見ると金額にバラつきがありますが、これは駆除をおこなった住宅の広さによるものと考えてください。
そこでよりわかりやすく、住宅の大きさごとに駆除料金の目安を示したものが下表です。
| 床面積の例 | 駆除料金の目安 |
|---|---|
| 小さめの住宅 25坪(80㎡) | 10万円前後 |
| 標準的な住宅 35坪(115㎡) | 15万円前後 |
| 広めの住宅 45坪(145㎡) | 20万円前後 |
シロアリ駆除の料金の相場は、上表の金額帯でイメージしておくと大きく実態とかけ離れることはありません。
シロアリ駆除の料金は上記に加えて床下点検口を設置したり、食い荒らされた箇所を補修したりすると、その金額がプラスされます。
そのプラスされる金額は、建物の構造や被害の程度に関係するため、各ご家庭で料金が変わってきます。
そのためより正確な金額を知りたい方は、アズサポートをはじめとしたシロアリ駆除業者に無料調査を依頼すると、ご自宅のシロアリ駆除費用の総額が確定します。
シロアリ駆除の料金は床面積で決まる
ではなぜシロアリ駆除の料金はこの10~15万円ほどの金額帯になるのかというと、駆除料金は基本的に1階の床面積で決まるためです。
アズサポートのシロアリ駆除料金の平米単価は次のとおりです。
- 5年保証
-
1,320円 /㎡
- 10年保証
-
1,980円/㎡
※ともに税込価格
平均的な25坪~35坪(80~115㎡)の建物の床面積に、上記の単価1,320円(税込)をかけると先ほど相場として説明した10万円~15万円の料金になりますね。
このようにシロアリ駆除料金は平米単価×床面積で計算されます。
またシロアリ駆除業者によっては、平米単価ではなく坪数で表すことがあります。
業者同士の金額を比べる際には単位をそろえることが重要です。
「坪数=平米÷3.3」か、「平米=坪数×3.3」で計算できるため、単位をそろえてから比べるとわかりやすくなります。
ちなみにアズサポートの平米単価は、大手シロアリ業者と比較してもらうとわかるのですが、割安な水準で設定しています。
シロアリ駆除の料金のチェックポイント

シロアリ駆除の見積りが上がってきたら、チェックすべきポイントが5点あります。
これらのポイントはどこのシロアリ駆除業者にも共通している、シロアリ駆除料金の際に見ておきたいポイントですので、下表にまとめました。
- 追加で必要になりやすい工事を確認する
- 必要なオプション料金を見極める
- 基本料金だけの激安料金は避ける
- 保証の年数を確認する
- シロアリの種類を確認する
もし見積もり額に疑問を持ったら、別の業者に見積りを頼む相見積りをおこない比較しましょう。
それでは以下は、詳しくこの5つのチェックポイントを解説します。
追加で必要になりやすい工事を確認する
最初のポイントは追加で必要になる工事を確認することです。
シロアリ駆除では、建物の構造や被害の程度によって追加で工事が発生するケースがあります。
その代表的なものには、このようなものがあります。
- 床下点検口の作成工事
-
床下に潜るための点検口の作成工事です。
すでに点検口があったり、和室や床下収納から床下に潜れるなら、工事不要です。 - ハツリ工事
-
コンクリートの基礎部分を削って、人が通れるようにする工事です。
建物の構造によるため、別の部屋から床下に入れる場合は工事不要です。 - 建物の補修
-
シロアリに食べられた部分の補修工事です。
畳や床板の張替えが多く、ひどい場合は家の基礎部の補強工事になるケースもあります。
またシロアリの原因となる、雨漏りや水漏れ箇所の修繕をするケースもあります。
家の間取り図(建物図面)があれば追加工事の内容を把握しやすくなるため、もしあれば用意しておくとよいでしょう。
必要なオプション料金を見極める
ふたつ目のポイントはオプション工事が必要か、の検討です。
例えばシロアリ駆除を依頼すると床下換気扇などの湿気対策をすすめられることがあります。
というのも、じつはシロアリは湿気を好み、湿った木材をエサとします。
そのためシロアリ駆除で使用する薬剤には防腐剤も含まれており、木材の防腐や防カビの効果もあります。
しかしシロアリ駆除剤では、床下に発生する湿気自体は防げません。
そこで調湿剤や床下乾燥機で湿気対策が提案される、というわけです。
ですが床下の湿気対策が必要かどうかは、住宅環境や「どの程度まで対策したいか?」というお客様の意向によって異なります。
オプション工事の提案内容に疑問を持ったら他社にも見積りを頼み、本当に必要な工事かセカンドオピニオンをとることもおすすめです。
基本料金だけの激安料金は避ける
3つ目のポイントは、激安料金を掲載している駆除業者の利用は避けるというポイントです。
インターネットやシロアリの広告を見ていると、「シロアリ駆除数百円~」と激安の料金を掲載している業者を見かけます。
しかしこうした業者の料金は基本料金のみの価格を書いていることが多く、実際には十万円前後かかるケースがほとんどです。
シロアリ駆除は大量の薬剤費や人件費などの経費が発生するため、基本料金だけで済むことはまずありません。
極端に安い料金はおとり広告の可能性もあるため、あり得ない金額を宣伝している業者には要注意です。
注釈を読んだり他社のプランと比較したりして、納得できた場合のみ依頼をおこないましょう。
保証期間を確認する
4つ目のポイントは、シロアリ駆除後につけてくれる保証期間を確認することです。
シロアリ駆除を頼むと、多くの業者で5年保証か10年保証がつきます。
期間の違いは使用する薬剤の違いで、薬剤の効果が持続する期間が5年なら5年保証といった具合に保証期間が決まります。
5年保証と10年保証だと10年保証のほうが駆除料金が少しだけ高くなりますが、中長期的に見ると保証期間が長い薬剤を使ったほうがコスパがよくなります。
つまり5年に1回の予防と10年に1回の予防なら、長い目で見ると10年に1回のほうが手間もかからず金額も安くなることが多いのです。
ちなみにアズサポートでは5年保証の金額1,320円(税込)に600円(1㎡)プラスするだけで、10年保証になります。
もし期間内に再発があれば、無料のシロアリ消毒をおこなうため長期的に見ると手間もかからずお得になります。
金額の安い高いだけで判断せず、保証期間の長さも確認しましょう。
シロアリの種類を確認する
最後のポイントは、シロアリの種類の確認です。
シロアリは種類によって、駆除料金が変わるケースがあるためです。
というのも日本の建物に被害を出すシロアリは、ヤマトシロアリとイエシロアリです。
特にイエシロアリは加害スピードが速く、2階にまで被害を出すほど被害範囲が広くなるため、薬剤処理をする面積も増え、駆除料金が高くなる傾向があります。
海沿い地域にお住いの方で、2階や乾いた場所でシロアリを見つけたらイエシロアリの可能性が高いため要注意です。
詳しいシロアリの見分け方は「シロアリとは?生態や見分け方、対処法を紹介」の記事をご確認ください。
シロアリ駆除の2つの方法

この章では、シロアリ駆除でよく用いられる2つの駆除方法について説明します。
この駆除方法でも料金が少し異なるので、簡単に確認しておいてください。
プロがおこなうシロアリ駆除の方法は、バリア工法とベイト工法です
■ バリア工法
- 木材や地面に薬剤を吹き付ける工法
- 即効性が高く、手間もかからないため標準的な駆除方法
■ ベイト工法
- 毒エサを仕掛け、エサを持ち帰らせて駆除する工法
- 駆除に時間と手間がかかるため、バリア工法に比べて料金が高い
ベイト工法は定期的なチェックが必要なため駆除スタッフが何度も現場に足を運ぶ必要があり、バリア工法よりも平米単価が高くなります。
数ヵ月〜年単位で毒エサの食いつきを監視し、長期的なメンテナンスが必要だからです。
ただしベイト工法が用いられるのは主にイエシロアリの被害がひどい場合で、バリア工法と併用する形で用いられます。
かなり多くのケースでバリア工法のみおこなわれるので、ベイト工法の提案があったときは、なぜベイト工法を用いる必要があるのか確認してください。
害虫対策に使われる薬剤は赤ちゃんやペットがいても使える?
害虫対策用の薬剤は製薬メーカーのテストにて安全性が確かめられているため、赤ちゃんやペットがいても使用できます。
ただし次の注意点があります。
- 哺乳類には影響が少ないが、魚・爬虫類や昆虫のペットは影響がでるため養生や避難が必要
- 薬品アレルギーがある方は、業者が使用する薬品名を聞いてかかりつけ医に相談
- 床下の空気を循環させているお宅は、ベイト工法がおすすめ
参考:公益社団法人 日本しろあり対策協会|シロアリQ&A薬剤に関すること(最終閲覧日:2025年11月21日)
監修者コメント昔はシロアリ駆除に使われる薬剤はヒ素系が主流だったため、匂いや健康面に問題がありました。
ですが現在シロアリ駆除の現場で使用されている薬剤は匂いもほぼしませんし、人体への影響も軽微なものがほとんどです。
害虫駆除はお任せください


シロアリでお困りなら、アズサポートにご連絡ください。
アズサポートは24時間電話受付、現地調査無料※です。
※離島については別途お客様とのご相談をさせていただく場合がございます。
アズサポートでは「公益社団法人 日本しろあり対策協会」が認定しているしろあり防除士の有資格者が多数在籍しており、使用している薬剤も協会が認定している安全性の高い薬剤を使用しています。
またシロアリ駆除の保証は最長10年、年1回のアフター点検もあり安心してご利用いただけます。
残念ながらシロアリ駆除に利用できる自治体の補助金制度は2025年現在時点ではなく、原則火災保険などの家の保険も適用外です。
そのためシロアリの駆除費用を抑えたいなら、充実保証と確かな技術力のあるアズサポートにご連絡ください。
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まとめ
最後にこの記事のおさらいをまとめました。
- アズサポートのシロアリ駆除の料金相場は、10万円~15万円未満
- シロアリ駆除方法やオプション工事で料金が変わるため確認が必要
- 金額に疑問があったら別の業者に相見積りを頼む
- シロアリ駆除剤は安全性が高いが、不安なら薬剤をまかないベイト工法がおすすめ
シロアリ駆除料金は駆除方法や保証の有無でかわってきます。
慣れないシロアリ駆除ですぐに依頼したくなりますが、見積り書を確認して料金や施工内容に納得できてから依頼をしましょう。
執筆・監修者

害虫駆除、害獣駆除、鳥害対策の現場に立ち続けて10年超のプロフェッショナル。 保有資格は、しろあり防除施工士、防除業作業監督者、職長・安全衛生責任者教育と、シロアリ駆除やねずみ・ハクビシン・アライグマなど害獣駆除関連の資格を保有。駆除して終わりではなく、大切な「家」を守るために手厚いアフターフォローで末永くお客様とお付き合いできる関係を築いている。
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