羽アリとは？見分け方や発生した場合の対処法を紹介

「庭先に黒い羽アリがたくさんいるけど、黒いからクロアリでいいのかな？」
「壁の中から大量の羽アリが……これってどうすればいいの？！」
1匹2匹なら平気ですが、大量に羽アリがいるとなんだか不安になりますよね。

羽アリにはシロアリとクロアリがいます。
色では見分けられないため、見分けたいなら体型に注目しましょう。

シロアリ：くびれのないずん胴型
クロアリ：くびれがありお尻（腹部）が大きい

シロアリの場合、家が食べられている可能性もあるため羽アリだとわかったら早急な対応が必要です。

そこで本文では羽アリのより正確な見分け方、シロアリとクロアリの対処法を解説します。

得体のしれない羽アリが出て不安な気持ちも、この記事を読めばすっきり解消できます。
まずは羽アリの種類についてみていきましょう。

羽アリとは

羽アリ（はねあり、はあり）とは、羽の生えたアリです。

黒色のクロアリや白いシロアリは、時期になると巣から羽アリが出現します。
どちらのアリも羽アリは新しい女王・王アリで、パートナーを見つけるとペアを作り新しい巣を作り始めます。
これを結婚飛行と呼びます。

シロアリもクロアリも、ある程度巣が大きくなると出現します。
エサが少ないなどの原因で巣が大きくならない年には、どちらも羽アリが出てきません。

また羽アリの飛ぶ力は弱く、あまり遠くまでは移動できません。

そのためもし敷地内や建物のなかで大量の羽アリが出現したら、近くに大きな巣がある証拠です。

羽アリの種類

羽アリの種類は、よく見かける黒いクロアリとシロアリの2種類です。

「白いからシロアリ、黒いからクロアリ」のイメージがありますが、黒いシロアリの羽アリがいたり、黄色っぽいクロアリの羽アリがいたりと体色はさまざまです。

シロアリとクロアリは似ていますが、じつは異なる種類の昆虫で食べるものを見るとよくわかります。

シロアリは植物の繊維・セルロースをエサにしており、倒木や落ち葉などを食べています。
一方でクロアリは人間の食べ物、昆虫や動物の死骸などさまざまです。

一度家に住み着くとシロアリは木の建材を食べて建物の耐震性を落とす被害、クロアリは食べ物にたかる被害を出します。

クロアリ被害も困りますが、シロアリのほうが深刻な被害を出すため早急な対応が必要です。

人体への危害

シロアリ・クロアリの羽アリに人体への危険性は、ほぼありません。

日本には多くのシロアリ・クロアリがいますが、そのほとんどが毒や針がなく無害です。
ただし次のようなケースもあります。

噛まれるとアレルギー反応が出る

基本的に噛まれても少しチクチクする程度ですが、体質的に敏感な方はまれに腫れることがあります。

一部針があるアリがいる

多くのクロアリに針はありません。
しかしオオハリアリやクシケアリなど、一部のアリには針があり刺されるおそれがあります。
昨今ではヒアリが話題になりましたがヒアリも針があり、刺されると危険です。

参考：シオノギヘルスケア｜ヒフシルワカル｜アリによる虫さされの予防策＆対処法は？（最終閲覧日：2025年12月3日）

体質や虫の種類によっては、刺されて腫れるおそれがあります。
また現状では生息域が限られていますが、ヒアリのような危険な羽アリもいます。

羽アリを過剰におそれる必要はありませんが、不安なら素手で触らないようにしましょう。

簡単に羽アリについて解説しました。
ではいよいよシロアリとクロアリの見分け方を解説します。

シロアリとクロアリの羽アリの見分け方

シロアリとクロアリは似ていますが、よく観察すれば簡単に見分けられます。

参考：公益財団法人 文化財虫菌害研究所|＜昆虫学講座 第3回＞シロアリ目（最終閲覧日：2025年12月3日）

シロアリの羽アリは1cm以下と小さいため少し大変ですが、よく見れば目視でもわかります。
では見ていきましょう。

体型で見分ける

シロアリはくびれがなくずん胴型、クロアリはくびれのある体型をしています。

じつはシロアリはゴキブリの仲間、クロアリは蜂の仲間のため体型もそれぞれゴキブリや蜂と似ています。
わかりやすく羽のないシロアリとクロアリで比較してみましょう。

少しゴキブリと蜂の体型を思い出してください。
ゴキブリはくびれのない体型、蜂はお尻が大きくくびれのある体型をしていますよね。
シロアリ・クロアリもよく見ると、ゴキブリや蜂と少し似ています。

羽アリになっても体型の特徴は変わらないため、それぞれの体型を比べてみましょう。

触角で見分ける

シロアリの触角はつぶつぶと数珠をつないだような、まっすぐな形をしています。
またクロアリの触角は「くの字」にまがっています。

注意ですがクロアリのオスは種類によっては、くの字に曲がっていないことがあります。
迷ったら触角だけでなく、体型や羽の形も一緒に確認してください。

羽の形で見分ける

※画像はシロアリの羽です。

羽の形でも種類を見分けることができます。
シロアリの羽はすべて同じ形をしており、クロアリは大きな羽のなかに短い羽が混じっています。

生きた羽アリを捕まえたり、死骸を見たりすれば羽の形がわかります。

またどちらの羽アリも結婚飛行が終わると、羽が抜けます。
この抜け落ちた羽は、シロアリとクロアリで形が異なるためここでも見分けられます。

シロアリ

4枚とも同じ形。
ハサミで切り取ったように、羽の先はそろっている。

クロアリ

前2枚が大きく、後ろ2枚が小さい。大きな羽と小さな羽が抜け落ちている。
根元から抜け落ちたような形をしている。

シロアリの羽には、切離線というキリトリ線のような層があります。
飛行を終えて地上に降りるとこの切離線にそって羽を落とすため、シロアリの羽は切り取ったように同じ形をしています。

一方でクロアリの羽は前後で羽の大きさが違い、根元から抜け落ちたような形をしているため、不揃いです。

このように羽の形で種類が特定できますが、羽アリを捕まえたり、抜けた羽だけで判断したりするのはかなり大変です……。
シロアリは4月～7月、クロアリは5月～11月に羽アリが発生するため、時期と合わせて判断してください。

もし抜け落ちた羽が大量にあったら、羽の大きさに注目しましょう。

簡単にシロアリとクロアリの羽アリの違いを解説しました。
ただし羽アリは種類が多く、種類によって大きさや形が異なるケースがあります。
体型だけ、羽の形だけと一部だけを見ずに、全体を見て総合的に判断してください。

また発見した時期も見分けるヒントになります。

次の章でより詳しく羽アリの時期を解説します。

羽アリが発生するタイミング

シロアリ・クロアリの羽アリの発生するタイミングは、種類によって異なります。
同じシロアリ・クロアリでも時期が異なるため、今回はそれぞれの一例を紹介します。

クロアリは種類が多く、おおよそ5月～11月に羽アリが見られますが、今回はよく見かけるアリを一例として紹介します。

羽アリによって見かける時間帯も違いますね。
見つけた時間帯も見分けるヒントになるため、覚えておきましょう。

羽アリが出現するタイミングを見てきました。
出現のタイミングは種類によって違いましたね。

では次の章からより細かく、羽アリの種類を見てみましょう。

おもな羽アリの種類

この章からより細かく、羽アリの種類を特定していきます。
ただしシロアリ・クロアリともに種類が多いため、今回は被害の多い種類だけをピックアップしてお伝えします。

ついでに羽アリに似た虫も合わせて覚えておきましょう。

では簡単に、それぞれがどのような虫なのか解説していきます。

1.シロアリの羽アリの種類とは

日本には20種類を超えるシロアリが生息しています。
ほとんどは森のなかで静かに暮らしていますが、なかには家を食い荒らすシロアリもいます。

その被害を出す代表的なシロアリが、ヤマトシロアリとイエシロアリです。

ヤマトシロアリ

家屋への被害がもっとも多いシロアリです。
ヤマトシロアリは湿った場所を好むため、よく床下に巣を作ります。
そのため4～5月の時期になると、階下の壁の隙間や床の隙間からウジャウジャと黒い羽アリが這いでる被害が報告されます。

関連記事の「ヤマトシロアリとは？特徴や駆除する方法、注意点を紹介」に被害の多い場所が記載されているため、こちらをご確認ください。

イエシロアリ

出典：公益社団法人日本ペストコントロール協会｜イエシロアリ：群飛（スウォーム）（最終閲覧日：2025年12月3日）

おもに千葉県以西の海岸線沿いに生息しているシロアリです。
イエシロアリの羽アリは、光に集まる習性があります。

イエシロアリも湿気を好みますが巣を作る場所は床下に限らず、2階にも巣を作ることがあります。
そのため、階下から上階までさまざまなところから羽アリが出現するでしょう。

イエシロアリの詳細については、「イエシロアリの特徴は？被害や駆除・予防方法を紹介」の関連記事をご確認ください。

またヤマトシロアリ・イエシロアリの羽アリがいるなら、そこに大きな巣があるということです。
一度プロの害虫駆除業者に相談し、詳しい調査をしてもらってください。

2.アリの羽アリの種類とは

日本にはクロアリが250種類以上おり、色や大きさはさまざまです。
今回はシロアリの羽アリと時期が近く、身近によくいるクロアリを紹介します。

クロオオアリ

日本の広い範囲に生息している黒色のアリです。
クロオオアリは5月～6月の午後に、結婚飛行が見られます。

働きアリは最大1cmほどですが、女王アリは2cmほどの大きさになります。
道端や公園など乾燥した開けた場所に巣を作るため、小さなアリと大きな羽アリが出てくる姿が確認できます。

トビイロケアリ

北海道から鹿児島県まで、日本全国に分布しているクロアリです。
とび色が名前の由来で、明るい茶色の体色をしています。

7月～8月の夜に飛び立ち、イエシロアリ同様に光に集まる習性があります。
またトビイロケアリはシロアリ同様に湿った木材に巣を作ることがありますが、木材は食べません。

ヤマトシロアリと出現場所が似ていますが、時期と飛ぶ時間が違うため見分けるのは難しくありません。

アリやシロアリと似ている羽虫

クロアリやシロアリと似た大きさで、羽アリに似ているものをピックアップしました

キノコバエ

出典：京都府南丹広域振興局｜クロバネキノコバエについて（最終閲覧日：2025年12月3日）

観葉植物や腐葉土に通年を通して発生するコバエです。
高温多湿な梅雨の時期によく発生しますが、近年では暖房で暖かいため、冬でも観葉植物に沸くことがあります。

体の大きさは約1mm～2mmで、網戸をすり抜けて入ってくることもあります。

メイガ

出典：福岡県 環境部 自然環境課 野生生物係｜ノシメマダラメイガ（最終閲覧日：2025年12月3日）

メイガはお米やチョコレートなど食品に沸く、ガ（蛾）の1種です。
シロアリと同じく、ずん胴体型で1cm以下の似たような大きさです。

羽が不透明でりんぷんを含んでいるため、触ると羽アリでないとすぐにわかります。

またメイガに毒はなく、メイガが湧いた食品を食べても問題はありません。
ただ食品に卵や幼虫が残っているため、早めに処分しましょう。

簡単に羽アリやそれ以外の虫を解説しました。

もし羽アリがクロアリやその他の似た虫だとわかったら、自力で駆除できます。
ホームセンターで対策グッズを購入して、対応しましょう。

しかし現在室内に羽アリが大量発生しているなら、種類問わず業者を呼びましょう。
シロアリ・クロアリは巣が大きくなると羽アリを飛ばすため、建物内に大きな巣がある可能性が高いためです。

また別の虫とシロアリを誤認していた場合、被害を広げる原因にもなります。
一度プロに見てもらうとより確かな判断ができるため室内に大量の羽アリが出たら、プロへの相談をおすすめします。

とはいえ、すぐにでも家の中の羽アリを何とかしたい方が多いでしょう。
次の章で、家の中の羽アリ対策を解説します。

家の中に羽アリがいた場合の対処法

自分で対応するにしても、業者が来てくれるにしても、今すぐ羽アリを何とかしたいですよね。
そこで一時的な羽アリ対処法を解説します。

注意点ですが、羽アリに殺虫スプレーを使うのはやめてください。
シロアリ・クロアリのどちらにせよ、室内に羽アリが出現しているなら「家の中に巣がある」可能性が高いためです。

表面の羽アリを数匹駆除したところで、巣の中にはたくさんの働きアリがいるためあまり意味がありません。

また臆病なシロアリは殺虫スプレーを怖がり、どこか別の場所に逃げ出すかもしれません。

殺虫スプレーを使いアリが逃げ出すと、その後の駆除や調査が難しくなるので、無暗にスプレーをかけることは得策ではないのです。

羽アリを捕獲する

業者に相談する方は駆除の前に、羽アリを捕獲するか、死骸の写真をとっておきましょう。

害虫駆除は虫によって駆除方法がかわります。
害虫駆除の担当をしているスタッフによると、次のとおりです。

羽アリの死骸を保管しておきましょう。

テープで羽アリの出入り口をふさぐ

壁や床の隙間から羽アリが出てくるなら、羽アリの出入り口をふさぎましょう。

じつはシロアリは臆病で異変があったり、騒がしくしたりすると巣にいるアリが逃げ出すことがあります。
逃げ出すと駆除が難しくなるため、静かに対処する必要があります。

そこで羽アリの出入り口をテープで静かにふさぎ、羽アリを防ぎましょう。
もし外から羽アリが入ってきている場合も、同様に対処できます。

マスキングテープなどあるもので、ふさぎましょう。

掃除機で吸い取る

机の上や廊下など、羽アリの出入り口から離れているなら掃除機で吸い取りましょう。

シロアリは騒ぐと逃げ出すため巣の付近では静かに対処しなくてはなりませんが、巣から離れているなら問題ありません。

掃除機で吸い取れば羽アリが駆除できるため、試してみましょう。

水で流す

水回りであれば水をかけて退治しましょう。

羽アリは湿気を好むため、水回りによく出現します。
もし水回りで羽アリを見つけたら、そのまま水をかけて流せば駆除できます。

ただし湿気はカビや新たな害虫を呼ぶ原因になるため、水滴はふき取るなど湿気対策を忘れないようにしてください。

家の中の羽アリ対処法をまとめました。
今回紹介した方法は一時的な駆除の方法で、巣にはまだたくさんのシロアリやクロアリが残っています。

対処したら、早めに業者に相談しましょう。
では駆除の方法を解説したため、次は予防の方法を解説します。

羽アリが大量発生した場合の予防法

羽アリは時期になると大量発生しますが、あらかじめ予防すれば被害を防げます。
また羽アリの予防は、シロアリ・クロアリの被害防止になります。
次の予防方法をおこないましょう。

4～11月がシロアリ・クロアリの羽アリの時期のため、3月までに殺虫スプレーや網戸の準備をしておきましょう。
また日頃からの掃除や除湿も予防につながります。

では詳しく見ていきましょう。

部屋の光が漏れないようにする

夜間は光が漏れないようにカーテンを閉めたり、雨戸を閉めたりして防ぎましょう。

羽アリのなかには、光に集まる習性があるものがいます。
有名なのはイエシロアリで、時期になると街灯の周りに蚊柱のように群がります。

カーテン、雨戸やダンボールなどを活用し、夜間は光が漏れないようにしましょう。

参考：アイリスプラザ｜「LEDに虫が寄り付きにくい」のはホント？徹底検証（最終閲覧日：2025年12月3日）

予防用殺虫スプレーを散布する

時期が来る前に殺虫スプレーをまいて予防しましょう。

羽アリは時期が来ると、巣穴から一斉に飛び立ちます。
そのため時期の前に網戸や、被害に遭いそうな木柵などに殺虫スプレーを散布して、備えておきます。

殺虫スプレーはホームセンターで購入できる他、インターネット通販でも手に入ります。

その際は適用害虫に羽アリと書かれたものを選びましょう。

ただしすでにシロアリの被害が確認できるような場合は、巣の特定が難しくなるため殺虫スプレーは使わないでください。

掃除と除湿をおこなう

羽アリが住み着かないように、シロアリやアリが嫌がる環境を作りましょう。

建物に住み着くシロアリ・クロアリの多くは、高温多湿でエサが多い環境を好みます。
湿気った木材に住み着くヤマトシロアリやトビイロケアリのような種類もいるため、環境の改善が必要です。

また羽アリの段階では食べ物や木材を食べる被害は出ませんが、数ヵ月もすれば働きアリが産まれて被害がでます。
もしエサが豊富にあればドンドン数が増えるため、今のうちにシロアリ・クロアリのエサをなくしておきましょう。

具体的な対策は次のとおりです。

室内や屋外の掃除

室内を掃除して、アリのエサになる食べ物を減らします。
床に落ちた食べこぼしや古くなった食品を処分してください。

またシロアリのエサは、湿った植物の繊維です。
室内や庭に放置されたダンボールや古紙類は処分し、保管の際にはストッカーなどを利用してください。

除湿

晴れた日に窓を開けたり、押し入れや流しの下をあけたりして換気をしましょう。
また床下換気口や屋根裏換気口の前に障害物があると、湿気がこもりやすくなります。
換気口の前に物を置いたり、木の枝でふさいだりしないようにしましょう。

植木鉢の管理

植木鉢を地面に直置きするとアリが巣を作ったり、腐葉土がシロアリのエサになったりします。
不要な植木鉢は撤去するか、台に乗せて地面に直置きを避けましょう。

こまめな掃除・除湿は羽アリに似た、コバエなど他の害虫を減らす効果もあります。
少しずつできるものから始めましょう。

網戸のメンテナンスをする

網戸のメンテナンスをして、羽アリが入ってこないようにしましょう。

網戸を長年使い続けていると、劣化して隙間から虫が入ってきやすくなります。
長年使っている場合は、網戸のメンテナンスをしてみましょう。

網戸用殺虫スプレーを使う

網戸用スプレーを散布し、網戸に虫がよらないようにします。
適応害虫に羽アリと書かれたものを選びましょう。

網戸の張り替え

網戸は古くなると網が破れる他、押さえゴムが劣化して網が外れます。
一度新しいものと交換しましょう。
また羽アリのなかには、網目をすり抜けるものがいます。
普段から小さな虫がよく入ってくるなら、24メッシュ以上の目が細かい網と交換しましょう。

モヘアを交換する

網戸についている毛をモヘアといい、網戸とガラス戸の隙間から虫が入ってくるのを防いでいます。
モヘアは経年劣化で毛が抜けると効果が落ちるため、交換しましょう。

網戸の隙間をなくす

網戸を閉めてもサッシとの間に隙間が空いてしまうなら、次の方法で隙間を埋めてください。
1隙間テープを貼る
2網戸についた戸車（網戸についたタイヤ）を調節する、または戸車を交換する

参考：セイキグループ｜2話 ネットの話 | 網戸の豆知識（最終閲覧日：2025年12月3日）

戸車の調節は網戸によって異なります。
お使いの網戸のメーカー公式ホームページに調節方法が書かれているため、詳しくはそちらをご確認ください。

網戸のメンテナンスは他の予防と比べて少し大変なため、できそうなものから試してみましょう。

羽アリの駆除方法から予防法までを解説しました。
クロアリは比較的安全で、自力で駆除することもできます。

しかしシロアリは建物を食べるため、放置するのは危険です。
また建物内で大量の羽アリが出現した場合、内部に巣を作られている可能性が高いため、一度プロに相談しましょう。

もし「クロアリとはいえ自分で駆除はしたくない」「シロアリの調査を考えているけど、どこがいいか悩んでいる」ならアズサポートにご相談ください。

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まとめ

羽アリの見分け方や種類を見てきました。
最後に記事のおさらいをまとめました。

屋外で数匹の羽アリを見かける程度なら、風向きの関係で流れてきただけと考えられます。
しかし室内に大量の羽アリがいたら、建物内部に巣を作られている可能性が高いです。
羽アリがシロアリだと危険なため、一度プロの害虫駆除業者に調査を依頼しましょう。